付加価値を創る製造業の魅力に惹かれて転職

私の以前の仕事は、スーパーの鮮魚部門で調理をしていたり、ビデオレンタル店での店舗管理などをしていました。こうした仕事の将来性に疑問を感じていました。そこで手に職を付けたい、何か価値を生み出す仕事がしたいと思い、製造業にチャレンジしたのです。

当社のことは求人情報誌で見つけましたが、未経験者でもOKだったことと、会社訪問・工場見学をしたとき、現場が想像以上に綺麗だと言うことに驚かされました。そして、歯車業界で他社の一歩先を行くレベルの高い製品を作っている点にも惹かれました。

私にとって製造業は全く未経験の仕事でしたが、振り返ると未経験だからこそ、楽しいと感じることが出来ました。やることなすこと全てが初めてで、その分沢山の発見があって純粋に面白かったです。
初めてすることは楽しいんだって、改めて感じることができました。

自分しか出来ない加工も手掛けられる技術者に

私の現職は、生産部の次長で部下が約30名います。普段の仕事は、作られる自社製品が常に品質を一定以上に保たれているかに注力しています。そのために職場の仲間とのコミュニケーションを心がけて、仕事中も気が付いたことがあれば積極的に声がけをするように心がけているんです。

人のマネジメントだけで無く自分の仕事も持っているんですが、私自身は、当社でしか出来ないような特別品の加工などにとても達成感、やり甲斐を覚えます。
例えば、以前、私が中心となって歯面をダイヤモンドで削るような特殊加工をしました。求められる精度も普段よりずっと高いものでしたが、何とかやりどけ、発注者であるお客様にも大変満足していただけました。
何も知らなかった頃と比べれば、技術者として自分が成長できたと思うと共に、要は自分次第で真面目にやっていれば何とかなるのだと改めて思った瞬間です。