自分が勉強していないジャンルへ挑戦

僕は、大学時代、電子部品の勉強をしていました。その後、アウトソーシング系の企業で働き、浜田工機に転職。転職のきっかけは、これまで勉強した事の無いジャンルに挑戦したかったからです。当社は歯車専門メーカーですが、技術や製品品質へのこだわりが高い。そんな会社だからこそ、エンジニアとしてもレベルの高い仕事に携われると思ったのです。
実際の現場では、納期を守りつつ精度・品質の高いものを創り出す事が求められています。そのニーズに応えるために、エンジニアが考えることはとても沢山有ります。

例えば、生産機械の送り速度を変えたり、歯車への切り込み量を増減させたり、研磨する砥石自体を変えたり、操作プログラムに修正を加える等。ある程度、測定値や視認を参考に推測は出来るのですが、どれが本当に正解なのか実際やってみないと分からない所もあり、トライアンドエラーを繰り返していいものを産み出します。これが知識があり、経験を積んだ技術者になると、より早くいいものを創り出す設定・操作が出来るというわけです。

知的な好奇心を忘れずに、まだ触ったことがない機械操作も習得したい

僕自身ははじめて加工する歯車の加工方法を考えた、プログラムを作ったり、専用の治具を作ったりすることに、とてもやり甲斐を感じるんです。技術者として新しい事にチャレンジすることが好きなんですね。実は、僕には、当社の中で操作したことがない生産機械が沢山有ります。今後は、それを覚えていきたいです。

どんな仕事でも同じなのかもしれませんが、知識や経験が無くても、自分の取り組み姿勢次第で、良くも悪くもなるのが当社だと思います。これから当社で働きたいと考えている方も、知的好奇心を失わず、やる気と根気を素直さを持って当社の門をくぐってください。